レーザー剥離技術

レーザー加工とは

対象物に高エネルギー密度の光(レーザー光)を照射し、対象物がレーザー光のエネルギーを吸収することにより急速に表面温度が上昇し融点または沸点まで達し変化(剥離、溶融など)を起こさせる熱加工の一種です。

レーザー原理

レーザー原理

レーザー構造

気体レーザー 固体レーザー
1.励起源 放電 光(LD)
2.レーザー媒体 CO2など YAGなど
3.増幅器 光共振器

レーザー光の種類と用途・特性

プラスチック産業では気体レーザーと固体レーザーの2種類が使用されています。
レーザー光は、1.穴あけ 2.切断 3.塗装剥離 4.印刷(マーキング) 5.接合等の使用用途があり、材質により両者を使い分けています。

レーザー特性

材質 固体(YAG)レーザー 気体(CO2)レーザー
波長1.06μ 波長10.6μ
不可視光(赤外線) 不可視光(赤外線)
プラスチック
塗料類
金属 ×(ステンレスはOK)
メッキ ×
透明体(ガラス、樹脂) ×
セラミック

レーザー加工実施例

1. レーザー種類

固体(YAG)レーザー

2. 用途

塗装部剥離

3. 素材材質

PC

4. 工程

PC成形品に一部分に印刷(朱部)し、全面を黒塗装。
光を透過させる部分だけをレーザーで塗装を剥離。