TPS-PEEK<ポリエーテルエーテルケトン>

PEEK-NC

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耐熱性、難燃性、耐薬品性

PEEKは、従来にない特性を備えた結晶性樹脂です。特徴は、耐熱性の高さにあり(連続使用温度260°C)、高い難燃性と同時に燃焼時の発煙や腐食性ガスの発生が極めて少ない樹脂です。耐熱水性、耐薬品性も非常に良好です。

用途

  • 半導体・液晶製造装置部品
  • 検査装置部品
  • 医療機器部品
  • 食品機器部品

特長

  • 耐熱水性に優れ、200~260°Cのスチーム中で連続使用可能です。
    短時間であれば300℃に耐え、プラスチックの中では最高の耐熱水性を有しています。
  • 耐薬品性に非常に優れ、高温化での耐酸、耐アルカリ性に極めて優れています。ただし、濃硫酸には侵されます。
  • 連続使用温度は260°Cと高いが、ガラス点移転は143°Cと低いため高負荷で高温化の使用には注意が必要です。
  • 高い難燃性と燃焼時における煙、有毒ガスの発生が非常に少ないです。

一般物性比較

グレード一覧

グレード名 色調 特長
PEEK(NC) 標準グレード(ナチュラル色)