
INTERVIEW
射出成形のフィールドは
どこまでも広がっていく。
2014年新卒入社
経営学科卒
入社動機
日本を代表するような大手のエレクトロニクスメーカーや自動車メーカーとのパートナーシップに魅力を感じ東レプラスチック精工への入社を決めた。トップレベルでのものづくりに携わってみたいと思ったのも理由の一つ。
日本を代表するような大手のエレクトロニクスメーカーや自動車メーカーとのパートナーシップに魅力を感じ東レプラスチック精工への入社を決めた。トップレベルでのものづくりに携わってみたいと思ったのも理由の一つ。
今年でちょうど10年目になります。現在は、主に大手エレクトロニクスメーカーやOA機器メーカーのお客様を担当しています。実は、このエレクトロニクスメーカーが、私が当社に入社することになったきっかけでもあるのですね。就職活動で当社を訪問した際、ロビーにある展示品を見て、当社がこのメーカーの家庭用ゲーム機の部品を手がけていることを知ったのです。こんな誰もが知っているような製品のものづくりに関われるんだ、家族や友人にも自慢できて誇りを持って取り組める仕事だなと思ったのです。
お客様との日々のコミュニケーションづくりが基本になることはどの営業でも同じだと思います。こうして集めた情報をもとに困りごとを聞いたりこちらから提案したりして契約につなげていきます。このような活動は、お客様が新製品の企画や開発をスタートした時期から始まります。家庭用ゲーム機を例にとると、発売のおよそ3年前ですね。もちろん、契約をいただいたらそれで完了というわけではありません。お客様への窓口となって、開発や製造の担当者と連携し円滑にプロジェクトが進むようにドライブしていきます。製造のやりとりで海外の工場へ出張することも。また、市場の動向などの調査や情報収集も営業の重要な役割です。
やはり第一にあげられるのは技術力の高さだと思います。当社は、他社では対応できないような高機能な部品を成形でき、お客様からも高い評価をいただいています。そのため、他社との価格競争などに陥ることも少なく、高付加価値な営業が行えるのです。また、射出だけでなく押出、コンパウンドという3分野の事業を展開していることも当社ならではの強み。原料となる樹脂についても豊富な蓄積があり、押出成形の技術を活用することでお客様がプロトタイプを試作する段階からサポートすることができます。
そのとおりです。射出成形のエキスパートとして、お客様が設計図を描く前の、新製品の企画や開発のステップから携われるチャンスがあります。実際、成形する部品の形状や原料の樹脂などについてお客様からよく相談を受けますし、日頃のお付き合いの中でキャッチアップした課題に対してこちらから提案することもあります。ものづくりの上流の部分からアクティブに関われることが当社の営業の醍醐味だと感じています。
ありきたりな表現かもしれませんが、風通しのよい組織であることは間違いないですね。若手うちからどんどん大きな仕事を任せてもらえます。私は入社2年目に、「現場を見てきなさい」と上司から背中を押され海外の工場に出張しました。また、これは全社的な特徴だと思うのですが、いつでもポジティブに前進していこうというマインドがありますね。どんな難題に対しても「無理だ」と頭から否定せず、みんなで知恵を出し合って壁を突き破っていこうと考えるのです。その姿勢は、営業ばかりでなく開発や製造などの部署でも同じ。私が大好きな、当社で働く楽しさなのです。
まだまだ大きな可能性を秘める世界だと感じています。プラスチックというと環境課題が注目されることもありますが、当社がつくる高機能部品は高耐久性や軽量化などで省エネルギーにも貢献し、リサイクルなどの仕組みも確立されていると思います。私たちの発想しだいで、さらに活躍できるシーンは広がっていくのではないでしょうか。最近、すごく嬉しいことがありました。長くお付き合いしてきたお客様の担当者が会社を変わったのですが、私を信頼してまたご連絡をいただき、新しい会社での取引がスタートしたのです。これからは新規開拓にも力を注ぎ、新しい領域を切り拓いていきたいと思っています。
高校の時に始めた弓道を社会人になったいまも続けています。最近、東レグループの代表として実業団の大会にも出場しました。弓道は自分と向き合うスポーツ。仕事にも通じる点もあり、楽しく弓を引いています。